そんな想像から生まれたのが、Mecha Umaというレストランです。このレストランは、まさに料理のパフォーマンスの舞台とも言える空間です。20代前半のシェフが、64平方メートルのレストランで、毎晩2回、10人のゲストに向けて創造的な日本料理を提供します。テイスティングメニューの各料理にはシェフからの説明が添えられ、シェフとゲストが互いに見下ろすことなく、より親しみやすい雰囲気を作り出しています。
このデザインのテーマは「生」であり、コンクリート、鋼、銅、ガラス、木材、食材、そして才能が生のまま表現されています。それは他のレストランとは一線を画す、このデザインの強みであり、ユニークな特徴でもあります。
このプロジェクトはフィリピン、メトロマニラ、タギグ市、ボニファシオ・グローバルシティで実現しました。そして、その独自性と革新性は高く評価され、2021年のA'インテリアスペース、リテール&エキシビジョンデザイン賞でシルバーを受賞しました。
この賞は、優れた専門性と革新性を示す、クリエイティブでプロフェッショナルなデザインに贈られます。これらのデザインは、強力な技術的特性と素晴らしい芸術的技巧を備えていることで称賛され、優れたレベルのエクセレンスを示し、ポジティブな感情、驚き、そして驚嘆を引き出します。
デザイナーのJorge Manuel Yuloが描くMecha Umaは、ただのレストランではなく、新たな食体験の舞台として、訪れる全ての人々に感動を与えています。
プロジェクトデザイナー: Jorge Manuel Yulo
画像クレジット: Jorge Manuel Yulo
プロジェクトチームのメンバー: Jorge Manuel Yulo
プロジェクト名: Mecha Uma
プロジェクトのクライアント: Jorge Manuel Yulo